真空管測定の日々

ここの所毎日の様に真空管の測定をしています。常用の測定器がアメリカ製のTV-7とKS-15560-L1でウエスタン系のデーターがあるので重宝していましたが今回ヨーロッパ系が結構あり、友達に相談したらヨーロッパの測定器を買えば・・・そんな金ない。でネットでいろいろ検索していたら朗報がありました。

それは、20年くらい前に購入した国産の国洋の測定器NTV-1Aがあるのを思い出しました。これは、国洋電機が防衛庁に納品した型番で国洋のVG4Gを全く同じ様で検索で下記の仕様がわかりました。

1)フィラメント電圧 0.657--117V
2)プレート電圧 500Vまで可変
3)グリッド電圧   -100V-10Vまで可変
4)スクリーン電圧  500Vまで可変
5)スクリーン電流  150mA 15mA 1.5mA
6)バイアス抵抗値 50.56.60.68.100.110.150.160.180.200.220.230.250.390.680.オーム
7)VR管抵抗値   0. 2K 10.k
8)DRIVE       0-50

全て、可変ですので、どのような真空管でも測定可能です。

しかしネットはありがたいですねぇ。

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持ち出したのいいですが重い。  接触不良でまともに動かない。

外側のケースありましたが取り外し(これだけでも2~3Kgくらいある)中の接点を磨きましたら何とか動きました。でもソケットがヨーロッパ系がないので、ついでにアダプタを作りました。

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写真の真空管はPX25です。ついでにWE205などのピンの短い球用のソケットも付けました。

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は常用の測定器です。